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ピルの飲み忘れ
ピルを飲み忘れると、避妊の効果が弱くなります。毎日、同じ時刻に飲むことが大切ですが、飲み忘れた場合は以下のように対応します。
飲み忘れをなくすために、休薬期間も「偽物の薬」を飲む28日型のピルシートがあります。毎日同じ時刻にピルを飲む習慣をつけるため、かつ、第1日目の飲み忘れをなくすために、休薬期間中も飲み続けるものです。「偽物の薬」は、プラセボといいます。乳糖などでできているので、体には全く無害です。
自分で、21日型のピルシートと7粒のビタミン剤をセットにして使うなど工夫して、第1日目の飲み忘れをしなければ大丈夫です。
24時間以内の場合
飲み忘れに24時間以内に気付いた場合は、気付いたときにすぐ飲みます。そして次は、飲んでから24時間後でなく、いつもと同じ時間に飲みます。丸一日忘れてしまったら、次の日に前日の分とあわせて2錠飲みます。
ピルのシートの1日目〜7日目の間に以上のような飲み忘れがあったら、避妊の効果が確実でない場合があるので、コンドームを使うようにします。15日目〜21日目の間であったら、21日目のピルを飲んだ後、休薬期間をあけずに、次のシートの1日目から飲み続けます。
24時間以上の場合
24時間以上の飲み忘れがあった場合は、避妊の効果が発揮できなくなります。必ずコンドームを使うなど、別の避妊法をとるようにします。
この場合、ピルのシートの1日目〜7日目の間であれば、次のシートの1日目から飲み直します。8日目以降の場合は、ピルを飲むのを止め、7日間の休薬期間を取り、生理をきちんと迎えてから、次のシートの1日目から飲み直します。
第1日目を飲み忘れた場合
休薬期間を8日以上とった場合、すなわち、第1日目を飲み忘れた場合は、ピルを飲むのを止め、自然に次の生理が来るのを待ち、再びピルを飲むようにします。この間、約1ヶ月程度は避妊の効果はありませんので、必ずコンドームを使うなど、別の避妊法をとるようにします。
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ピルのおはなし
↑ピルのページで協力頂いているウミノ様の著書です。 |
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