生理について

 健康な女性には、思春期のころから約1ヶ月の周期で、生殖器(膣(ちつ))から出血があります。一般的に、この出血のある期間を生理と呼んでいます。
 一般的に「生理」と呼ばれていますが、学問的には「月経(げっけい)」といいます。

・生理と赤ちゃん

 生理があるということは、赤ちゃんを産むことができる大人の体であるということになります。
 赤ちゃんを育てるために子宮の内部で準備していたものが、必要が無くなって排出されたものが生理の血液である月経血(げっけいけつ)になっているからです。
 周期的に生理が起これば、あなたの体は健康で、きちんと赤ちゃんも産めることになります。

・生理と健康状態

 生理で、健康かどうかを判断することもできます。生理がいつもと違ったり、異常がある場合は、体の中で何か悪いことが起こっているかもしれません。
 生理をきちんと観察することは、女性にとってとても大切なことなのです。

・生理用品


 生理のときは、生理用品のナプキンやタンポンを使います。
 生理が始まって間もないころは、生理用品になれずに不快な思いをするかもしれません。また、血液がもれないか、下着を汚さないかなどと気をつかいながら生活することもあります。
 たくさんの種類の生理用品が販売されていますので、いろいろ試してみて、自分にあったものを使用しましょう。

 生理がもれたりするのが心配な女性はたくさんいます。ナプキンだけでは心配なため、多くの女性は生理用のショーツをナプキンをしているときは利用します。生理用のショーツは、生理の漏れを防ぐと同時に、ショーツに付いた血液も洗剤で簡単にとれやすく、蒸れを防ぐために通気性も良くなっています。

 私も使っている生理用のショーツです。かわいくてお気に入りです。→サニタリーショーツ「プチ漏れ」

・生理に伴う不快な症状


 生理は体内のホルモンのバランスによって生じます。このホルモンの影響により、おなかが痛くなったり、おなかが張ってきたり、気分が悪くなったり、イライラしたり、体がむくんできたり、乳首や性器がかゆくなったりと不快な症状が起こりやすくなります。不快な症状をうまく乗り越えていくのも、生理とのつきあいの中では必要になります。
 初めての生理の「初経(しょけい)」から生理が終わる「閉経(へいけい)」まで自分の体と上手につきあっていきましょう。

性器からの生理中の特有な臭い、性器の黒ずみが気になる方へ→黒ずみ・においの悩み
生理じゃないけど、おりものが多くて、困っている方へ→おりものの悩み

・性器や膣を清潔に

 生理期間中はもちろん、普段の生活でも性器周辺は清潔にしておきましょう。月経血には細菌が繁殖しやすく臭いの原因ともなります。また、かぶれてかゆくなったりします。ナプキンをこまめに替える、ウォシュレットなどでトイレのたびに洗浄するなど清潔にするように心がけましょう。
 生理の後半、早くナプキンの生活から開放されたいなら膣洗浄をしてはいかがでしょうか。膣内に残っている月経血を洗浄液できれいに洗い流し出してしまいましょう。でも、洗いすぎると逆効果ですので程々に。

膣内洗浄用のビデを詳しく説明→膣洗浄について

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