 |
精嚢(せいのう)
精嚢は、前立腺(ぜんりつせん)の上部、精管膨大部(せいかんぼうだいぶ)のそばにある左右1対、長さ約5cm、幅約2cm位の袋状の器官で、射精管(しゃせいかん)につながっています。
精液(せいえき)の主成分の精嚢腺液(せいのうせんえき)をつくり分泌します。
・精嚢のはたらき
精嚢のはたらきは、精嚢腺液をつくり、射精のとき精子(せいし)と混ぜ合わせ精液をつくることです。
精嚢腺液は、精液の約3分の2を占める薄い黄色みを帯びた粘りけのあるアルカリ性の粘液です。
精嚢腺液には、休憩していた精子が活発に動き回るのに必要な栄養となる果糖(かとう)が多く含まれています。
射精の瞬間、前立腺の筋肉の収縮に合わせて、射精管の方へ分泌され、精子、前立腺液と混ざり合い精液となって射精されます。
精管(せいかん)
精管は、射精管から精巣上体(せいそうじょうたい)(副睾丸)をつなぐ、左右1対、長さ約60cmの管状の器官です。射精管につながる膨らんだ部分を精管膨大(ぼうだい)部と言います。
・精管のはたらき
精管のはたらきは、精巣で作られた精子を、精子を保存しておく精管膨大部まで運ぶことです。精子は、射精された後、卵子(らんし)を目指して女性器の中を泳いで行かなければなりません。そのためのエネルギーを保存しておくために、精子自体が動いて移動するのではなく、精管のぜん動運動で精子を運んでいます。食べ物を食べた後食べ物が胃→小腸→大腸と勝手に運ばれるように、精子も精管の中を運ばれて行きます。
・射精されなかった精子の行方
精管膨大部に保存された精子は、約2ヶ月後に死んでしまい、老廃物(ろうはいぶつ)として体内に吸収されてしまいます。このため精管は、次々と精子を運んできますが、精子を射精しなくても、精管膨大部が破裂するようなことはありません。いつも新鮮で元気な精子が保存されています。
性に関する商品
|
 |

ティーンズ・ボディーブック |
 |